
- オープンハウスで一戸建て住宅を購入した時の打ち合わせの流れって?
- 打ち合わせの回数や内容は?
- どんな準備をしたほうが良い?
ここではオープンハウスの一戸建てを購入した時の打ち合わせの流れについて説明します。
この投稿で分かること
- 打ち合わせの流れ
- 各回の内容
- 施主が準備しておくべきこと
大まかな流れ
打ち合わせは全部で8回用意されています。
また、一回の打ち合わせ時間は2時間です。
1,2回目が間取りの打ち合わせ期間で、3回目で間取りを確定し契約します。
短期間で間取り確定するため、事前資料の標準仕様・オプションブックをよく読んでから打ち合わせに臨みましょう。
4〜7回目はカラーや仕様に関する打ち合わせ期間で、8回目で家の全ての仕様が確定し、建設工事の請負契約を行います。見積もりはこの段階で確定します。
万が一8回までに決めきれなかった場合は3.5万円で追加打ち合わせが可能です。
打ち合わせ詳細
打ち合わせはオープンハウス・アーキテクトのショールームで行われます。(都合がつかない場合オンラインもあり)
参加者はオープンハウス・アーキテクトの担当者と、外部の設計士です。
地域によっては、今後の打ち合わせでカラーコーディネーターが追加される場合もあるようですが、基本的に今後はこの2名と施主で行います。
7回目までの大まかな打ち合わせ内容は以下の通りです。
- スケジュールと仕様の説明、間取り打ち合わせ①
- 間取り打ち合わせ②
- 設計・監理業務契約の締結
- カラー打ち合わせ①
- カラー打ち合わせ②、電気計画
- 詳細確認
- 図面・見積もり最終承認
以降では、各回の打ち合わせ内容などについて詳しく記載していきます。

1回目
1回目の打ち合わせでは、最初にこれからの打ち合わせスケジュールについて説明を受けます。
また、標準仕様の資料の内容にそって、窓の図面記号の説明など仕様の簡単な解説をしてもらいます。
1回目の打ち合わせ前に基本仕様とオプションなどの資料が自宅に届きますので、最初の打ち合わせまでに資料をしっかり確認しておき、質問事項はこのタイミングで確認しておきましょう。
間取りの要望リストを事前にいただくので、それをもとにどんな間取りにしたいか、オプション金額はどの程度までに抑えたいかなどを伝えます。
施主がやっておくべきこと
- 事前資料をよく読んでおく。
- 要望をまとめておく。
- オプション金額の上限を決めておく。
2回目
2回目の打ち合わせでは、設計士から要望を反映した間取りをもらいます。
そこから、さらに変更点などを伝えていきます。
参考プランから増床などで変更したり、こんなオプションを入れたいという要望を伝えていた場合は見積書も出てきますので確認しましょう。
窓のサイズや位置などもこのタイミングで細かく決めていきます。
施主がやっておくべきこと
- 窓のサイズ・種類・位置を考えておく。
- 耐震関係のオプションをどこまでつけるか決めておく。

3回目
この打ち合わせのあとで構造計算などを行いますので、今回で間取りが決定となります。
以降は増床をしたり、柱の位置や体力壁となるような壁の変更はできません。
つまり、窓のサイズ・位置やニッチの位置も基本的には変更不可です。(窓をなくしたりする分には5回目まで可能でした。)
設計士が作成した修正間取りを確認し、間取り確定します。
ここで図面承認確認事項リストに署名をします。
間取り確定のタイミングが3回目と他社ハウスメーカーと比べ短期ですので、事前に理想の間取りをしっかり検討しておきましょう。
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施主がやっておくべきこと
- 生活同線をイメージして本当にこの間取りで問題ないか確認しておく。
- 地鎮祭をやるかどうか決めておく。
4回目
設備仕様・カラーセレクトの打ち合わせを行います。
カラーシートをもとにどの設備を何色にするのか、どの種類にするのかを記載していきます。
キッチン・トイレ・洗面などの設備関係、外装のカラーなどを決めますので、遅くてもここまでに各ショールームに足を運んでおきましょう。
施主がやっておくべきこと
- 3回目で決定した間取りをもって、外壁のショールームに行く。
- 気になるショールームはここまでにすべて行っておく。

- ショールームで仕様をハウスメーカーに送ってもらうように依頼してね。
- 打ち合わせ時にショールームから送られてきた仕様を反映してもらえるので打ち合わせがスムーズにいくよ。
5回目
引き続き設備仕様・カラーセレクトの打ち合わせを行います。
ここで電気図面がでてくるので、暫定板をベースに修正案を出していきます。
施主がやっておくべきこと
- 電気やスイッチ、コンセントの位置をイメージしておく。
- ベーシンクブックに記載された電気関係の標準数を確認しておく。

6回目
設備仕様・カラーセレクトの打ち合わせ内容を決定し、電気図面の変更内容を反映していきます。
平面図ではわかりにくい部分の仕様は立面図を見て確認します。細かな確認もここで行います。
施主がやっておくべきこと
- 収納内部の仕様(枕棚やハンガーパイプ)を決めておく。
- 外構の仕様を決めておく。
7回目
最終的な仕様やオプション金額を確認して決定をします。
ここではこれまで決定したことの読み合わせをしたり、請負契約前確認事項リストや地盤調査結果などを確認していきます。
次回、これまで決定した内容で、建設工事請負契約を締結します。


- 8回目のぎりぎりまで細かな変更は可能!
- 指定し忘れがないように十分注意してね。
まとめ
最後に、この記事で紹介したオープンハウスの建物打ち合わせの流れのまとめです。
まとめ
- 打ち合わせは全7回+請負契約の1回で構成されている。
- 決めきれなかった場合、3.5万円で1回追加できる。
- 3回目までが間取り、4回目以降が仕様・カラーの打ち合わせ。
いかがでしたか?
他社と比べて打ち合わせ回数が限られていますので、資料を読み込んで置いたり、正しいタイミングでショールームに足を運んだりして、事前準備をしっかりしておくことが重要になります。
特に間取り決定のタイミングが早いので、事前にオープンハウスでできること・できないことの情報を収集し、希望の間取りを自作しておくとスムーズに進められますよ。
オプションについてもっと知りたい方はこちらにまとめてありますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!