
- ショールームって行ったほうがいいの?
- ショールームに行くタイミングは?
- そもそも何がわかるの?準備したほうがいいことって?
ここではショールームに行くべきメーカーやタイミングなどについて説明します。
この投稿で分かること
- ショールームに行くべきメーカー
- ショールームでわかること
- ショールームに行くタイミング
- 準備しておくこと
ショールームって?
住宅を建てる機会がなければショールームに行くことってなかなかありませんよね。
ショールームでは、そのメーカーの製品の実物を見たり、説明を受けながら、住宅に採用する製品やカラーを決めていきます。
メーカーのカタログでは製品の大まかな機能や仕様しか書いていないことが多かったり、ハウスメーカーオリジナルの仕様になっていて、メーカーカタログに記載されていない&仕様が異なることが多いです。
ショールームに行けば、詳細な仕様を教えてもらうことができますし、標準内でできることやオプションの仕様についても聞くことができますよ。
ショールームの流れ
しっかり説明を受けたい・キッチンなどの重要な設備のメーカーのショールームに行く場合は、事前に予約しておきましょう。
予約時にハウスメーカー名・担当者名・間取り図などを求められることが多いです。
これらの情報を渡しておくことで、当日下記の案内がスムーズにいきますよ。

- ハウスメーカーの標準仕様を細かく伝えてくれる
- ハウスメーカーのオプションの内容を正しく案内してくれる
- 仕様を決定したらハウスメーカーの担当者に決定した仕様で仕様書を送ってくれる
フリー見学の場合でも、案内係の手が空いていれば説明を受けることができます。また、オンライン見学があるメーカーもありますので、実物を見る必要のないメーカーは手軽なオンラインがおすすめです。
見学当日は下記を持参していきましょう。
- 間取り図
- 標準仕様&オプションブック
- ハウスメーカーの担当者の名刺
- メモと筆記用具
ショールームに着いたら受付をすまし、ヒアリングシートに見学したいものの情報などを記載します。
記載したのち、担当者と一緒に実物を見ながら仕様説明を受け、仕様を決定していきます。
質問事項があればこの時にしっかり聞いておきましょう。
また、実物の写真を撮っておくのを忘れずに!
※ただし、価格に関する内容はショールームのほうでは把握していませんので、ハウスメーカーに問い合わせてください。
一通り見終わったら、決定した仕様を再度確認し、仕様書を作ってもらい終了となります。
1~2週間程度でハウスメーカーに仕様書が送られ、それをもとにハウスメーカー側が見積もりを作成してくれますよ。
ショールームに行くべきメーカーとタイミング
住宅に係るすべてのメーカーに行っていたらきりがありませんので、厳選して行きましょう。
下記のメーカーはショールームに行っておくのがおすすめです。
- 水回り (キッチン・風呂・洗面・トイレ)
- 外壁
- 床材
- 建具
- 窓
- その他の詳細な仕様・カラーを確認しておきたいメーカー

また、打ち合わせのどのタイミングで行くとよいのかも気になりますよね。
大まかにいうと、ショールームに行くタイミングは打ち合わせ開始前・間取り確定前・最終打ち合わせ前の3つあります。
打ち合わせ開始前までにキッチンや風呂の重要設備のメーカーに行っておきましょう。このあたりの設備は希望するサイズや形によって、間取りに大きく影響してきます。なるべく早く行っておき、形・サイズを決定しておきましょう。カラーや仕様はもう少し後で決めても問題ないので、余裕がある人は打ち合わせが進んでから2回目のショールーム訪問にいくのも良いですね。
間取り確定前までには洗面・トイレ・窓のメーカーに行っておきましょう。上記の設備よりは優先度は低めですが、このあたりもサイズが間取りに影響する設備です。窓はサイズや形によって建物の柱の位置などが変わってくるので、早めに決めておきたいところです。
最終打ち合わせ前までに外壁・床材・建具・その他の詳細な仕様・カラーを確認しておきたいメーカーに行っておきましょう。
基本的にスケジュールに余裕がある人はもっと早いタイミングで行っても問題ありませんが、外壁に関しては間取り確定以降にいくことをお勧めします。
外壁のメーカーは間取り図から3Dイメージを作成してくれ、それを使ってカラーシミュレーションをしてくれます。ですので、最終的な間取りが決まってからすぐにショールームに行くのがベストですよ。
オープンハウス施主におすすめのショールーム巡り
オープンハウスの場合のメーカーごとのおすすめタイミングは下表のとおりです。
打ち合わせ | 区分 | メーカー(太字:標準仕様) |
---|---|---|
打ち合わせ前 | キッチン 風呂 | クリナップ/タカラスタンダード/Panasonic/ウッドワン リクシル/Panasonic |
1~3回目まで | 洗面 トイレ 窓・玄関ドア | リクシル/Panasonic/タカラスタンダード/ウッドワン TOTO/リクシル/Panasonic YKK AP |
4回目まで | 外壁 | ニチハ/ケイミュー/Panasonic |
5回目まで | 床材・建具 | 大建工業/永大産業/ノダ/マルホン/イクタ/アドヴァン・リクシル |

- 我が家は7か所のメーカーのショールームに行ったよ。
- ついつい忘れてしまうけど、後で見返したくなった時のために写真はしっかり撮っておこう。
まとめ
最後に、この記事で紹介した上手なショールーム巡りの方法のまとめです。
まとめ
- ショールームでは、そのメーカーの製品の実物を見たり、説明を受けながら、住宅に採用する仕様やカラーを決める。
- ショールームには間取り図、仕様のブック、担当者名刺、筆記用具とメモを持っていく。
- ショールームに行くタイミングは打ち合わせ開始前・間取り確定前・最終打ち合わせ前の大きく3つ。

いかがでしたか?
水回りのショールームは特に人気で直近の予約は埋まってしまいます。ショールーム巡りは余裕をもって予約し、計画的に回りましょうね。
オプションについてもっと知りたい方はこちらにまとめてありますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!