②ローン審査

ハウスメーカー提携の住宅ローンは損?直接契約でも意外な落とし穴!

2024年4月9日

悩む人

  • ハウスメーカーに紹介された住宅ローンで契約するのは危険?
  • 自分で直接銀行とローン契約したほうがお得だけど大変?

ここでは、住宅ローンを契約する際に、「ハウスメーカー経由で契約した場合」と「自分で直接銀行と契約した場合」のメリット・デメリットについて説明します。

この投稿で分かること

  • ハウスメーカー提携の銀行の住宅ローンのメリット・デメリット
  • 自分で銀行と直接契約する住宅ローンのメリット・デメリット

ハウスメーカーを経由して契約する住宅ローン

「ハウスメーカーを経由して契約する住宅ローン」とは、ハウスメーカーから紹介される銀行の住宅ローンです。仮審査の申込書はハウスメーカーに提出します。

審査の結果などは施主だけでなく、ハウスメーカーの担当者にも連絡がいきます。

メリット・デメリット

メリット

  • ハウスメーカーからローン審査・契約についてのフォローがある。
  • 質問事項に対するレスポンスが早い。

お金に関することは、営業担当ではなくコンタクトセンターの方が担当してくれます。
今後のスケジュールや必要な書類、審査の結果などなど...すべてこの担当者がフォローしてくれます

何か質問事項があった場合、この担当者に連絡すれば遅くともその日のうちには返信がありましたし、銀行にもすぐ確認を取ってくれました。

また、我が家はハウスメーカー経由で審査した銀行と同じ銀行に自分で直接審査を出したのですが、ハウスメーカー経由のほうが圧倒的に資料が丁寧でわかりやすかったです。

付箋やマーカーで記載必須の部分と内容が明確になっていたので、こういった手続きが苦手な方にとてもおすすめです。

デメリット

  • ハウスメーカーに代行手数料を払う必要がある
  • 提携している銀行からしか選べない

メリットで説明したようにハウスメーカーからのフォローがある代わりに、ハウスメーカーに代行手数料を払う必要があります

オープンハウスの場合、代行手数料は11万円です。※例外については下記に記載

また、ハウスメーカーと提携している銀行しか選べないので、「○○銀行が良い!」と考えていても契約できない可能性があります。


自分で銀行と直接契約する住宅ローン

「自分で銀行と直接契約する住宅ローン」とは、ハウスメーカーを一切挟まない住宅ローンです。施主は銀行で直接もらう、もしくは公式サイトからダウンロードなどして審査の申込書を手に入れます。

審査の結果などは施主だけにしか届きませんので、ハウスメーカーの担当者には自分で進捗を連絡する必要があります。

メリット・デメリット

メリット

  • 代行手数料がかからない。
  • 自分で好きな銀行を選ぶことができる。

まず、全ての手続きを自分で行うため、代行手数料がかかりません

また、自分で好きな銀行を選ぶことができますので、金利や団信、契約者特典などを総合的に判断し、一番自分に合った銀行を選択できます

このように、代行手数料がかからずに一番お得な銀行を選べるため、とにかく安くお得な銀行と契約したいという方にとてもおすすめです。

デメリット

  • 住宅関係の必要書類を自分で用意しなければいけない。
  • 問い合わせがしずらい。

ハウスメーカーと提携している銀行であれば、住宅に関する必要書類はハウスメーカー側で提出してくれますが、直接契約する場合は自分ですべて用意する必要があります。

我が家の場合は下記の資料が提出必須でした。

  • 請負契約書
  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 建設確認済証または建設確認通知書
  • 建設確認申請書
  • 検査済証
  • 平面図や間取り図

正直、素人にはどれがどの資料なのかかなりわかりづらいです。

上記のことから何度か銀行に問い合わせを行ったのですが、通話中であることが多く、なかなか解答がいただけませんでした。

そのため、当初予定していた期間よりも大幅に遅延してしまったので注意が必要です。

まさかの落とし穴!同じ条件なのに直接契約だけできなかった話

我が家は、ハウスメーカー経由と直接契約の両方で同じ銀行に審査を出したのですが、同じ銀行にもかかわらず直接契約のみ契約できませんでした

理由は請負契約書が用意できなかったからです。

土地+住宅を購入したのですが、古い家の解体が遅かったこともあり、土地の受渡が少し遅かったんですね。そのためか、住宅建設を担当するオープンハウス・アーキテクトから、まだ請負契約書が作成できないといわれました。

仮審査は通っていたのですが、必要資料が一部用意できずに、直接契約できずじまいとなりました...

ハウスメーカー経由だとこのあたりの資料が不必要なのか、問題なく審査を終えることができましたので、審査・契約までに「どの資料が必要なのかを調べること」「不足資料があれば用意してもらえるかハウスメーカーに確認すること」が大切です。

せっかく時間をかけてやってきたのに、このような落とし穴があったとは...
ぜひ私の二の舞にならないように上記の点に注意しましょう。

オープンハウスでは1社は必ずハウスメーカー経由で審査!

オープンハウスでは、直接契約したいので自分で審査を出すという人でも、1社だけは必ずハウスメーカー提携の銀行に審査を出さなければいけません

もしローン審査に落ちた場合に解約できるという契約時の約束があるのですが、ハウスメーカー経由で審査に出しておかないと、どうもこの条件に引っかからないようです。

我が家は初めに「自分で審査出すので、そちらでは審査しません」と伝えており、その際に上記の旨を説明されたので1社だけ申し込みました。

それによって、ハウスメーカー提携の銀行に審査を出したことになりましたが、こういったパターンであれば代行手数料は発生しないのか手数料0円でした。

まとめ

最後に、この記事で紹介したローン審査2パターンのまとめです。

まとめ

  • 住宅ローン契約にはハウスメーカー経由と直接契約の2パターンある。
  • それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に適したほうを選ぶのが良い。
  • 直接契約する場合は必要資料が用意できるか事前に確認しておく。


いかがでしたか?

単にハウスメーカー経由の契約が損ということはありませんので、メリット・デメリットをきちんと理解して自分にあった方法で住宅ローンを契約しましょうね。

オプションについてもっと知りたい方はこちらにまとめてありますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

他にもさまざまな記事を書いていますので、こちらも併せてご確認くださいね!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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