
- オープンハウスのオプション金額の平均は?
- オプション金額を安くするためにはどうしたらいい?
ここではオープンハウスのオプション総額と減額のコツについて説明します。
この投稿で分かること
- オプション金額の平均
- オプションを減額するためのコツ
オプション総額の平均は?

- この内容は2024年時点のものだよ。
- 地域によって内容が異なることもあるので注意!
オープンハウスの建物金額は1400〜1600万円が平均的です。
注文住宅の場合、通常はここからオプション代金がプラスされます。
このオプション代金はいくらくらいかかってくるのか気になりますよね。
オープンハウス施主のオプション総額は300〜400万円が平均です。
ただし、高額オプションの耐震性・断熱性アップや樹脂サッシで性能面にもこだわった場合、500万円オーバーになったという人も珍しくありません。
性能面にあまりこだわりが無いのであれば、注文住宅を購入時の最終的な価格は販売価格+300〜400万円程度と思っておいて良いでしょう。

- つまり建物価格は2000万円未満程度ということだね。
- 土地価格で利益を得ているとはいえ、他社に比べて格安!
オプション金額を安くするには?
オプション総額は300〜400万円の中、我が家はどうだったのでしょう?
打ち合わせ前に時間をかけてやった情報収集のおかげもあり、なんと!
オプション総額は150万円(税込)でした!!
平均よりも200万円程マイナスの価格です。
ここにはエアコン4台分も含まれているので、エアコン分を引くと100万円です。

なぜここまで安く抑えることができたのか?
もちろん諦めたオプションも少なからずありますが、減額ポイントを抑えたことで低価格で納得のいく内容になりました。
ここまでやりたい事を詰め込んだのに、こんなに安くできた事にむしろ驚き!
以降では我が家の減額ポイントをご紹介しますので、ぜひ真似してみてください。
減額のコツ①どんぶり勘定
まず初めに、基本的な考え方として「参考間取りの内容=建物価格」になります。
「参考間取りにある窓や建具の種類・数、キッチンの仕様、トイレの数など、このままの条件で家を建てた場合の価格」が「建物価格」なんですね。
なので、ここから窓を増やしたりするとオプションとして増額されます。
では、減らすとどうなるか?
減らすだけでは減額されません。建物価格からマイナスの価格になることはないようです。
ですが、同じ区分(窓/建具/キッチンなど)内で、相殺することはできます。
例として、窓を1つ減らしたとしましょう。この窓が5万円した場合、樹脂サッシのオプションが5万円以下ならオプション総額は相殺されて0円になります。もしこのオプションが5万円を超えるなら、オプション総額はオプション代一5万円です。
このようにオープンハウスはどんぶり勘定なので、このシステムを使えば上手く減額できます。
なので、最初に貰う参考間取りがとても重要になるんですね。
このシステムを踏まえた上で、区分ごとに減額のコツを詳しく紹介します。
減額のコツ②玄関ドア・窓
減額のコツ②玄関ドア・窓
- 不要な窓をなくす
- オプション扱いの窓→標準の窓に変更する
- (防火地域の場合)引き違い窓に樹脂サッシを採用するときはシャッター付きにする
- 樹脂サッシを採用するときは安価なFIX窓を優先する
不要な窓をなくす
参考間取りから不要な窓があればなくしてしまいましょう。
窓が多いと気密性・断熱性が下がりますし、掃除のしやすさからお風呂場の窓などはなくしてしまう方が多いですよ。
玄関ドアと窓は同じメーカーということもあり、2つは同じ区分になりますので、窓や玄関ドアのオプションを削除した分の価格で相殺することができますよ。
オプション扱いの窓→標準の窓に変更する
参考間取りにオプション扱いの窓がある人は、標準の種類・サイズでも問題なければ標準にしてしまいましょう。
標準・オプションの窓の種類やサイズについては、こちらの記事で紹介していますので、ここから計算してみてくださいね。
(防火地域の場合)引き違い窓に樹脂サッシを採用するときはシャッター付きにする
窓の中でも引き違い窓は気密・断熱性が低いため、大きなサイズなら特に樹脂サッシを採用したくなりますよね。
防火地域・準防火地域であれば、シャッター付き窓に樹脂サッシを採用することをお勧めします。
シャッターが防火の役割を果たすためサッシ側で防火性能が不要になるので、シャッターなし+防火樹脂サッシにするよりも10万円ほど安く済みます。
樹脂サッシを採用するときは安価なFIX窓を優先する
FIX窓以外では樹脂サッシの価格が5~20万円するのに対し、FIX窓であれば1万円程度で済みます。

減額のコツ③キッチン
減額のコツ③キッチン
- フラットキッチンではなく、腰壁を下げてフラット風にする
- カップボードはハウメーカーで頼まず後付けする
- キッチンのサイズは標準内で最大限大きくする
オプションのフラットキッチンではなく、腰壁を下げてフラット風にする
標準ではキッチンの前面に腰壁が付きます。
腰壁は指定しなければ高さは床から110cmになりますが、無料で93cmに下げることができます。
キッチンの高さが一般的な85cmとすると+8cmなので、フラットキッチンのようにスッキリ+キッチンの物も見えにくいというメリットがあります。
フルフラットキッチンを採用すると50万円前後しますが、腰壁を下げてフルフラット風にすれば無料ですよ!
カップボードはハウメーカーで頼まず後付けする
ステディアのカップボードをオプションで付けると、吊戸棚なしの場合でも30万円前後します。
昔はハウスメーカーで頼んでも価格差があまりなかったのですが、最近の価格高騰でカップボードは後付けしたほうが断然お得になっています。
キッチンのサイズは標準内で最大限大きくする
LDKのサイズによっては参考間取りの段階で標準よりも一回り小さいサイズになっている場合があります。
I型の場合は2550cmが標準で最大のサイズになりますので、これより小さい場合は幅を伸ばしてもらい、収納力をUPしましょう。